9月2009

m. 男性(形)の

0006m

「m.」は「masculin」(形容詞) 「男性(形)の」 の略語です。「masculin」は名詞(男性名詞) 「男性(形)」 としても使われます。

女性形は「masculine」、男性複数形は「masculins」、女性複数形は「masculines」。

前述の「nom」を修飾すると「nom masculin」=「男性名詞」略して「n.m.」となります。

f. 女性(形)の

0003f

「f.」は「féminin」(形容詞) 「女性(形)の」 の略語です。「féminin」は名詞(男性名詞) 「女性(形)」 としても使われます。

ところで、「féminin,e」の「,e」は何?変形?なんの変形?と思いませんか?

フランス語の名詞には男性と女性の区別が有りますが、形容詞は修飾する名詞の性によって、形を変えて修飾します。

「féminin」でいうと、男性名詞を修飾する時は「féminin」(発音:フェミナン(正確には発音記号をご参照下さい。))、女性名詞を修飾する時は「féminine」(発音:フェミニヌ(発音記号参照))と語尾のつづりと発音が変化します。

男性複数形は「féminins」、女性複数形は「féminines」。ただし、発音はそれぞれの単数形と同じで、共に語尾の「s」は発音されません。

画像内の「つづり」と「発音記号」の表記の仕方(変形部分含む)は、辞書を参考にしています。念のためにも辞書でご確認を!!

もし前述の「abréviation」(女性名詞)、「nom」(男性名詞)を「féminin」で修飾すると、「abréviation féminine(こういう使われ方があるか分りませんが)」、「nom féminin」=「女性名詞」略して「n.f.」、となります。

それからフランス語では、基本的には形容詞は名詞を後ろから修飾します。ただ、身近な単純な形容詞では前から修飾するものも有ります。あと、その時の感情や状況によっても、前から修飾することも有るようです。

n. 名詞

0002n

「n.」は「nom」(男性名詞) 「名詞」 の略語です。「nom」には「名前、名称」などの意味も有ります。

複数形は「noms」。

話は変わりますが、フランス語の名詞には性別が有るんです。生物学的に男性、女性の区別の有るものは当然ですが、物や現象にも有るんです。でも、物や現象自体に性別が有ったというわけではなく、どうもその単語の「つづり」や「発音」によって性が分かれているようです。中には意味によって、男性名詞にも女性名詞にもなるものも有るようですのでご注意を。








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